2月13日(金)。ひつじ。

  大好きな大好きな人のお誕生日はバレンタインデーの前日で、他の部署の先輩からピエールマルコリーニのチョコレートが届く。わーいわーい。
  こんなに景気が悪いので、仕事は極端に減っているのだけど、もめごとは多くて、何か片付いたと思ったら次のトラブルだとか無理な仕事だとかがやって来る。私の仕事の悩ましいところは、そんな仕事のひとつひとつを受けたり断ったりするのは私なのだけど、実際に遂行するのは別の部署の人たちだってこと。申し訳なくって仕方がない。謝ったりなだめたりしながらやってもらうのだけど、最近は謝ってばかりで、すごいなと思うのは、昔は同じ部署にいた二つ下の後輩が立派になって、ひとしきり愚痴った後に必ず「だけどやれると思います。大丈夫です。」って言ってくれること。「やれると思います。大丈夫です。」って言える人に私もなりたい。
  夜は前々から延び延びになっていたひつじの会。ジンギスカンじゃなくて焼肉だった。柔らかくておいしかった。最初からビールで飛ばして酔っ払ってものすごくいじられてかわしようもなかった。誰かもう少し私をかばってよ!
だけど最後には家近かったし一人で帰れると思ったのにタクシーで家の前まで送っていただいて安心だった。ありがとう。思うにままならない日々。何かを引きずるようにしながら前へ進んでいる。

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11月9日(日)。キャンプー2!  朝ごパン!

  「U山さん、6時半ですよ。」と起こされる。パン担当起床! ゆうべこねたパン生地をヒーターの前に置いておいたんだけど、途中で部屋が暑くてヒーターを止めてしまった。Yさんが自分のダウンを着せておいてくれたんだけど発酵したかな~。ちょっとふくらみ足りない気もするけど限界かもね。こねる段階から寒かったので油分が溶けずうまくまとまらず、何度もヒーターにあてていたのでちょっと乾燥気味。でもなんとかかんとか伸びるようになったので、6つに分けてソーセージを巻きこんで花まるの形にダッチオーブンに並べる。後は「下が2で上が8だそうです。」と言うだけでOさんにおまかせ。15分後、見事にソーセージパンが焼き上がりました! ちょっと全体に温度が高かったのか、予定より焼き上がるのが早かったし、下はちょっとカリカリになったけどおいしい! またパン作り始めようかな。(何においてもすぐブームが来ては去って行く。)
  昨日のローストチキンの身を細かくほぐして、骨も入れたまま牛乳を注いでクリームスープに。激うま。 それから大量に残っているけんちん汁をみんなで必死で消費する。あとは、パイシートの余りでチキンを包んで焼いてみたり、卵とか肉とか、半端に残ったものをどんどん焼いて食べる。焼きうどん3人分の野菜とうどんだけ使い余して撤収! 埼玉の立ち寄り温泉に寄って、お蕎麦屋さんで遅めのお昼を食べて、高速のサービスエリアでまだ何か食べて、初台の駅に送ってもらってわりと早く帰宅。楽しかった! VIVAキャンプ! ワンダホーキャンプ! キャンプー!

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11月8日(土)。キャンプー!

  7時台に目覚めたけど、ヤバイ! 何の支度もしてない! 慌てて粉量って塩量ってイーストを量ってビニール袋に入れる。あとはりんご、バター、砂糖、ボウルとアルミ皿とシナモン。まな板と包丁。昨日買ったパイシート。これでいいかな? あとは防寒。去年みんな最終防衛ラインを突破されて凍えていたので、今年はとにかく厳重にと言い渡されている。ダウンのコートと、山用のモンベルの薄ダウン、ユニクロのヒートテックインナーの上下二枚ずつ、タイツ、ウールの靴下。それから、富士山に行った時のゴアテックのレインウェア。こんな感じ? 8時頃家を出て10分遅刻。Sちゃんと「久しぶりだね!」って言ってOさんの力強い運転で車は北軽井沢へ。渋谷はあいにくの雨だったけど、走るうちにやんで来た。
  このへんついこないだ来たな~と思いながら軽井沢の駅周辺を走り、スーパーで買い出し。海ないのに海産物がすごく安くて、さんま一尾78円とか、ホタテ一個48円とかどんどん買い込む。あとは焼肉用の肉と、焼きそば、焼きうどん、けんちん汁用に野菜がたくさん。それからお酒。ちょっと多くない? まいっか! 別の店で炭を買ってから、恒例でしばらく運転させてもらう。新潟大冒険以来、半年ぶりである。車が大きくて6人乗っているので怖くてゆっくり走る。(まぁいつでもゆっくりなんだが。)いつもナビしてくれるSくんがいなくて心配だったけど、Aくんがいるから大丈夫! と思ったら寝てるじゃん! 「Aくん寝ないで! 目が4つないと心配だから!」。こんな人に運転させていいのでしょうか。すぐ後ろに他の車がつくと焦るのがわかるらしく、後部座席から「U山さん大丈夫! マイペースで!」と声が飛ぶ。「左どれくらい空いてるの?」「80㎝くらいですけど、ミラーに映ってないですか?」「映ってるんだけど、それがどれくらいなのかがわからないのよ。」 こんな人の運転ですが、無事キャンプ場に到着!
  どこかで遊んでお昼を食べてから来る案もあったんだけど、まっすぐキャンプ場に着いてしまい、おなかはすくしビールは飲みたいしで、「もう焼きそば作って食べようよ!」となり、山ほど野菜を入れて焼きそばを作ってビールで乾杯! 変な順番だけど、そこからりんごを煮て、ダッチオーブンでアップルパイを作る。私は火を扱えないので料理専門で、Oさんに「家だったら何度くらいですか?」と言われて「200℃で8分、180℃で10分かな~」とか適当なことを言うと、Oさんが炭を置いたりはずしたりして調節してくれる。アップルパイ大成功! 焼きたてのアップルパイは本当においしくて、みんなから神のように称賛される。そこからは肉を焼き、魚を焼き、昼と夜の境なく、何か作っては食べていた。Yさんが「日本酒飲まないとあったまりません」と言うので、網の上にチタンのカップを置いてお湯をわかして、日本酒の瓶を直接つっこんで燗をつける。ちょっとアルコールが飛ぶからどんどん飲めちゃう。Oさんがチキンの丸焼きを作ってくれて、みんなできゃ~って舞い上がって食べていたんだけど、急に誰かが「こればっかりは中で落ち着いて食べたい」と言い出し、「そうだよね、中に入ろう!」とコテージに入ったところで私は睡眠不足と酔いでダウン。ベッドに突っ伏して寝ていたら、「けんちん汁ができましたよ~」と持って来てくれる。超具だくさん&量もたくさん!「これ食べても食べてもなかなかなくならないね。」と言ったら「U山さん寝ながら食べてるからですよ!」と言われる。晩ごはんの間ずっとこねていたパンの生地のことが気になりながら寝袋に入って寝る。何回か起きて歯を磨きに行ったり、トイレに行ったりして、Sちゃんに「冬の大三角形が見えますよ!」と言われたけど、眼鏡をかけていなくて見えなかった。夢と現の境がどうでもいい感じで眠る。

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10月31日(金)。圧倒・・・。

  特急で仕事を切り上げて初台へ。友達に誘われてフジコ・ヘミングのコンサートに行ったのだが、こんなこと言ったら怒られそうだが、今日すごかったのはピアノより共演した「アンサンブル・ベルリン」だった。非の打ちどころのないモーツァルトと、私の知らないオーボエとバスーンのためのコンチェルトのいくつか。誉め始めたら、すごいと思ったことを全部書くのは大変だ。まず音がきれい。特に1stバイオリンの澄み切った華麗な、なのに繊細な、可憐などこまでも澄んだ音色には本当に吸い込まれるようだった。なんというか・・・絶対に音は摩擦で出ているはずなのに、完全にそれを感じさせず、静かに歌い出すように音が響き出す。そしてもちろん世界最高峰のオーケストラの中の室内楽だから、その調和の絶妙さはすごい。音楽でも落語でも、すみずみにまで神経の行きわたったパフォーマンスは素晴らしくて大好きだけど今日は違った。この人たち、別に神経なんか使わないんだな~と。神経なんか使わなくて、ただ心のままに奏でて自然にこういう演奏ができるんだと確信した。何段階もレベルが違った。(何とと訊かれても困るけど。)完全に圧倒されながらも、惹きつけられて心が浮き立つように躍って楽しく聴けた。室内楽にはちょっと会場が大きかったけど、いいものが聴けて嬉しかった。本当に、聴いているだけで全身の血が清らかに入れ替わってしまったと思うくらいきれいな音だったの。
  終わった後は友達と副都心線で東新宿に出て、大好きな韓国料理やさんへ。うってかわってざっくばらんにケジャン、チャプチェ、サムギョプサル、牡蠣のチヂミなど盛大に食べ、色々相談して解散。「ドキドキは大事です。本当に行きたいと思ったら行けばいい。その時には止められないってわかっているから誰も止めないんですよ。」って言われた。

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10月19日(日)。青魚っ喰い。

  朝、昨晩作ったシメ鯖を食べる。魚が小さいとすぐに塩が入ってしまうことがあり、びびって短めにしめたらうんと浅〆になり、かなり刺身っぽいけどフレッシュで爽やかなおいしさ。本当においしいのよ。それから宗太かつおを刺身でタタキ風に。ワタクシ、ヒスタミン感受性の強いカイカイ星人なのでかなりチャレンジングだが、新鮮だしちゃんと冷やしてたしきれいに血合い取ったしきっと大丈夫だーーーっ。(と、信じ込む。) せっかく釣って来たし、生魚が好きなんだもん・・・。
  朝シメ鯖、昼かつおのタタキ、というブルーフィッシュなメニューを胃に収め、前に作った柚子胡椒を持って句会へ。ふた月前から出ている兼題なのに、会場に着いてからうんうん考えて、提出して披講。なかなか上手にならないな。(って毎月書いている。) 今日は母が来るので、宴会に出ないで帰るつもりだったが、母からメールが来て「叔母さんちで夕食ご馳走になって帰るから、あなたも皆さんとお食事があるなら食べて来て」とのことで、そんならってんで盛大に飲んで帰る。とはいえ途中で抜けて帰り、量的にはほどほどなんですがへろんへろんです。

秋刀魚買ふ今朝のケンカはひと休み
単線で登る霊山秋意満つ
花蕎麦を抜けて山寺墓参り

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10月13日(月)。行楽&混浴日和。

  結局4時くらいに落ちるように眠った。目が覚めて9時半。きゃ~時間時間。10時にクリーム色のえんどうカーでお迎え。ありがとう! 一路酸ケ湯へ。これも今回のメインイベントだからね。けっこう車が混んでいて、駐車もすぐには叶わない。たまたま空いたところへぴゅっと停めて、硫黄の匂い立ち込める千人風呂へ。えっ。こんなに視界良好??? まぁいいや、知ってる人もいないしね、こんなもんでよろしければどうぞってなもので白濁の湯を堪能。身体洗ってみたけどシャボンが泡立たない。芯から温まって硫黄くさく酸ケ湯を後にする。八甲田は上の方がちょうど紅葉してきれい。途中の茶屋でおでんとかお蕎麦とか食べたかったけど、ここもすごい混雑と行列。三連休の人出ってすごい。私は夏休みなんですがね。おでんもお蕎麦も断念して、テントで売っていた茹でとうもろこしを食べる。青森では「きみ」っていうの。味が濃くてプリプリで、くどいくらい甘い。でもおいしかった。一本ずつペロリンと食べて、空腹も収まったので五所川原へ。(「が」は鼻濁音で、アクセントは「わら」)。
  自分で延ばして具を並べるピザを作って食べてから、金山焼きの陶芸体験教室。びろびろっとした楕円のお皿を作ってみた。 青森に戻って来て、ふりで入った居酒屋で貝焼きとか帆立貝とかつぶ貝とか食べて日本酒飲んで、えんどうさんとお別れ。東京に帰る最終の新幹線が取れなかったので仙台で足止め。ホテルにチェックインしてから、3年前の宴を思い起こしながら深夜徘徊してみた。国分町をぶらぶら。その時行った店がわかれば入って一杯飲むつもりだったけど発見できず。まだまだ寝不足を取り戻せず。小さな部屋の小さなベッドでぐっすり眠る。

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9月18日(木)。編み物と鴨。

  ちょっと脱力気味なんだけど関係なく朝から会議。先週の毒がちょっと復活。午後打ち合わせに行ったら、ものすごく時間がないことがわかっておろおろしてしまいましたわ。
  上司が、今日、取引先との会食が中止になったが、予約した店をキャンセルできないので、昨日の慰労も兼ねて鴨を食べに行こうと誘ってくれた。私だけでは申し訳ないので、一緒に担当したTさんも誘ってくださいと言って二人で連れて行ってもらう。もう一人のSさんは今日もイベント本番で、しかも明日から夏休みのため欠席。銀座のお店は、昭和の始めの古い二階家をそのままずっと使っている小さなうちで、最初に鴨の塩焼きが出て、そのあと鴨鍋という超シンプルなコース。お客さん用に素敵な赤ワインが持ち込まれていてとてもおいしかったのだけど、本当はやっぱり日本酒がよかったな。部長は昨日40度の熱があったとのことで、帰ればいいのになぜか二軒目もあって、シェリーとラムを飲んで解散。

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8月30日(土)。現し世に戻る三日目。

  夜中に目覚めて、暗い中、そして雨の中露天風呂に入る。温泉めあてで来るとしたらお風呂に問題アリだな。室内のお風呂はマリリンモンローみたいな素敵なバスタブで、Nちゃんが持って来てくれたバブルバスでたっぷりの泡にくるまってはみたんだけど、いかんせんサイズが合わないので沈んじゃいそうでくつろげない。朝起きたら雨は止んでいて、テラスの椅子やテーブルを拭いてもらい、海を眺めながらお外でごはん。今朝も大変な朝ごはん。そのあとぎりぎりまでゴロゴロしてからチェックアウト。また車で40分送ってもらって天草空港へ。天草では本当にほとんどな~んにもしなくて、土地の人はなんだかの~んびりしていて親切で、熊本弁もとても素敵で、ごはんはおいしくて、心洗われるところだった。そこからたった30分で福岡に到着。地下鉄に乗るとそこは都会で、天神についたらもう神保町より大都会。駅の真上のホテルにチェックインしてひと休みしたら、うしさんおすすめの「大福うどん」へ。当然「お手軽うどんすき」をペロッと食べ、それからさぁ何をしよっか。
  まずはNちゃんのお目当てのチョコレート専門店に行き、川端を歩いて櫛田神社へ。おみくじをひいたら中吉だったのにひどいことばっかり書いてあった。待ち人は来るとも遅いし、失せ物は出で難いし、売買は損あり、病気は長引き、求職は求め難く、試験合格は困難。本当に中吉かよ! 「旅行は病に気をつけよ」だけが当たってるけどもう遅いし、縁談は「二人の間で迷っているだろうけど早く一人に決めなさい」みたいなことが書いてあり、ひとつの選択肢もないのにそんなアドバイス無用である。おみくじを柵に結びつけて、大好きな「ふるさと館」へ。ここで博多織の実演をしている伝統工芸士の木村佐次男さんと以前仲良くなり、再度訪ねた時に手織りの素晴らしい帯を買ったこともあり、時間があるとついつい来てしまう。実演は二人交代なので、今日が木村さんの担当の日か心配だったけど、果たしてちゃんと再開できた! また機織り体験をさせてもらって、閉館までお話しして帰る。それからキャナルシティに行ってすぐ退場。バスで天神に戻る。今回、福岡は食い倒れに来ているのだが、一晩しかないので、食べたいものをどう配分して食べるかが重要。私は、今晩「魚末」に行くことだけをすべての旅程を決める前から決めていたので、上手におなかをすかせていかなくちゃいけない。
  Nちゃんが、来月結婚式に列席するための指輪を買いたいというので、岩田屋の1階をのぞいたら興が乗って来て真剣にお買い物タイムに。ミッシェルクランのライセンスでちょっと私のツボにはまる指輪があってやばかったが、天草で10万円近く使って来ていることが歯止めをかけてセーフ。Nちゃんにも同じ歯止めがかかりながらの買い物なので、今ひとつ決定力に欠け、諸々保留のままちょうどよくおなかが空いて来たのでいよいよ「魚末」へ。
  ここは一昨年、実に不本意な福岡出張をさせられた時に同行の人が連れて来てくれたところで、その後、福岡に来るたびに来ている。予約せずに行ったら、相席でかろうじて座れたがもうほぼ満席で、10分遅かったら入れなかっただろう。ごちゃごちゃで賑やかで元気で青魚豊富ですごい盛況。お通しの煮サザエに始まって、酢ダコ、名物ゴマ鯖、お刺身はアラ(クエ)、さんま、アジ。ぴかぴか。あさりの酒蒸しにサザエのつぼ焼き、太刀魚の塩焼きと最後に雲丹ひと箱! 相席のおじさんに「どこから来たの? よく食べるね。」と呆れられた。「私は東京で、彼女は大阪です」って答えるんだけど、「大阪出身なの?」と確認されるとNちゃんは兵庫出身であって決して大阪ではなく(そこんとこ神戸人はスルーできない)、私はまぎれもなく大阪出身だが今大阪に住んでいるのはNちゃん、という現状を説明するのが面倒くさい。まぁ関西人が旅行中ってことです。だけどこのアラフォーの関西人たちは、実はこれでもまだ食べる量をセーブしていたことをおじさんは知らない。なぜならこのあと屋台でラーメンを食べる計画を確実に遂行しなくてはならないので。
  ややおなかいっぱい気味で、中州へぶらぶら歩き、怪しいマッサージ屋で足もみしてもらい、天神に戻って屋台でラーメンを食べ、計画を完遂して就寝。

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8月29日(金)。お目々が痛い二日目。

  5時頃目が覚めて、またコンタクトレンズを入れっぱなしで寝ていたことに気づき、コンタクトをはずし、シャワーを浴びてまだ暗い中で露天風呂に入る。それからまた寝て、起きると左眼から激痛が。あ”あ”あ”・・・。この夏、何度も角膜を傷めて調子悪いのをわかっていてまた入れっぱで寝てしまった自分がつくづく悪い。「痛いよ~」と言ったら、Nちゃんに温めろと言われて、温タオルやおしぼりで温めていたら「自分の手でもいいから。手を被せているだけで温まってよくなるから。私はこれで何度も自分で直した。」と言う。「とにかく血流がよくならないと細胞が修復しないからね。」とのこと。医師の言うことなので、そのとおりにしていたら「そうそう。で、そこに”気”を込める。あ、これは医者として言ってるんじゃないよ。」だって。違うのかよ! まぁ確かに外科医の口から「気」はないよなぁ。
  素晴らしい朝の光の中で、素晴らしい朝ごはんを食べ、一応島内を観光しよう、という話になって、レンタカーを借りることにする。事前に頼んでおけば、宿に車を手配してもらえたのだが、行き当たりばったりなので、タクシーで40分かけて自力でレンタカー屋さんまで行かなくてはならない。しかし、足がないと何もできないし、内容の決まったタクシー観光をする気にもならないので、タクシーを呼んで出発! 空は晴れわたり、海岸からの景色は美しく、内陸に入れば緑がまた美しい。しかし明るい日差しに当たれば当たれほど私の左眼は針を刺すように痛み、ついに「Nちゃ~ん、車借りたら、いちばんに行きたいところは眼医者・・・。」と泣きを入れる。眼医者で言われることの見当はついているが薬が欲しい。予想通り「角膜損傷」と言われ、おなじみの薬を処方される。薬を入手したからと言って劇的に治るわけでもないが、診察時に使う、傷を染める薬に痛み止めが入っているそうで、いっとき楽になった。その薬を出してほしい・・・麻酔なんだからダメか。
  そのあと2時間遅れくらいで活動スタート。まずはお寿司屋さんでお昼ごはん。自家製のゴマ豆腐のあと、トロから始まったおまかせコースは、地元の名物のきびなごや天領アジ、トロトロの雲丹、ほとんどが京都へ行ってしまうという鱧などを含んで、魚のアラのお味噌汁や最後の氷ぜんざいまですべていい味。そして使われている器も白っぽい素朴な土の陶器や白磁など、シンプルで素敵なものが多い。「これは地元の焼き物ですか?」と聞くと、すぐ近くの窯で、ご案内しますよ、とのこと。お寿司の安さに驚いたあと、社長に先導してもらって「丸尾焼」へ。そこでシマシマの器にあっという間に魅了され、物欲を抑えるのがもう大変。Nちゃんも魔窟のようなこのお店にはまって、コーヒーをいただきながらじっくりじっくり見て、カップと小鉢と小皿を買って4時近くにようやく店を出る。今日したかったことは、焼き物を見ることと、鯛の味噌漬けを買うことと大江天主堂に行くこと。まだ一つしか済んでない。せっかくの海岸線を、ドライブしてみたい気もしたけどこの眼ではまったく無理。Nちゃんにすっかり運転してもらい、私は助手席で怪しいナビ。鯛の味噌漬けのお店に電話してみたら、5時くらいに閉まるという。天主堂も5時までなので、天主堂をいったん諦め味噌漬けをめざす。着いてみたらお店じゃなくて水産加工の会社で、倉庫に踏み込んで行ったら荒くれっぽいおじさんたちに変な顔されたけど親切にしてもらった。そのあと「中に入れなくても行ってみようよ」と天主堂へ行ったところでゲリラのように激しい雨。車の中から存在を確認して宿に戻る。
  宿で昼寝して(寝てばっかり)から晩ごはん。昨日の夕食もじゅうぶんおいしかったが、今夜はさらにグレードアップ。冷たい茶碗蒸し、雲丹の乗った山芋の素麺、あこう鯛のお造り、鱧の吸い物、あこう鯛の兜蒸し、蛸のかき揚げなどなど。繊細な和食にはやっぱり日本酒が欲しくて、今日もビール一杯にお銚子1本。満腹具合もちょうどよくて本当に絶妙。ほろ酔いで部屋に戻って、バーに行ってみたいね、なんて話していたのに、結局すぐに寝てしまいました。だってお目々が痛くて開いてられないんですもの。

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8月25日(月)。女子魚会で夜は更ける。

  朝、かつをのアラで大根を煮てから出社して、午後から半休を取るべくぱたぱた働く。先週相談した企画で、うっかり棚ざらしにしてはならないものがあり「これすぐ打ち合わせしちゃおうか」と後輩と話して上司に相談したら、2時半から打ち合わせになってしまった。帰りたいのにぃ。開始が延びて3時頃始まり、30分強で終わって「じゃっ、帰ります!」と言って退社。買い物して帰宅して大根の味つけをしてせっせと料理。昨日焼いたスポンジを、生クリームと生桃でデコレーション。今日は女のコの会だから。
  紙で包んでぴったりとラップして箱にしまいこんだかつをは2日経ってもいい味。刺身を引いて、たたきは私の私淑してやまない「いつでもボンビバン 始めようオヤジ流手料理」の細山和範さんレシピで。オーブンにかつをのオリーブオイル漬けシーチキンを突っ込んで、昨日の打ち上げで材料を控えて来たサラダを作った。かつをの刺身に塩胡椒と、刻んだバジルをまぶしておいて、野菜は水菜と万能ねぎ、大根、みょうが。和光のフレンチドレッシングとマヨネーズを混ぜて醤油をたらしたドレッシングで全部を和える。こんな感じかな。酒盗に使わなかった胃腸以外の内臓を、酒としょうゆとみりんで甘辛く煮る。米を研いで酢飯の用意。そうこうしている間にすぐ夜になり、8時を回って後輩が二人やって来た。美人が二人で華やか~。遅かったねぇみんな忙しいのね。薬味を切ったりなんかいろいろ手伝ってもらった。一人の女の子は盛りつけがとても上手で、聞けばお母様が料理研究家だという。おおお。かつての憧れの職業。そんな身近にいるなんてすごいなぁ。もう一人の女子は前にも来た酒豪の美女で、頼めばなんでもやってくれるけど、こういう時決してでしゃばらない。う~む、これがモテモテの秘密だろうか。わさびをすってビール、さぁビールだ! 
  今日の料理はつくづくかつをづくしで、かつを以外に何もない。枝豆以外はみんなかつを。でも「味付けがどれも違うので飽きません。」と言って、色々たくさん食べてくれた。しっとりとした赤身は、マグロと言われればそうかなと思うくらい臭みもなくておいしかった。そしてたまねぎをたっぷりと乗せたたたきが実においしい。細山さんレシピ最高! みんなにもネットで動画を見せて、細山さんの素晴らしさを布教する。食べたり飲んだりしながらさらに料理して、ごはんが炊けて酢飯を冷まして、手こね寿司を作って、かつをとアボカドのわさびマヨ和えを作る。カマを塩焼きにする。10時回って、三人目の後輩から電話。「今終わったんですが、皆さんまだいらっしゃいますか?」「いるいる。いるから早くおいで」と言って、10時半過ぎにやっと到着。「料理が全部できて、一番いい時に来たよ。」と言って乾杯して仕切り直し。そこから延々飲んでしゃべってケーキを食べて気がついたら2時半。議題は、恋愛と結婚の市場の需給バランスと、どこに在庫があるのかってこと。またみんなでずいぶん片付けてくれて、若い娘っこたちがタクシーで帰って行きました。「10年経っても独身だったら、U山さんちの子になります。」と言いながら。おいおい、そんなこと仮にでも考えちゃいけないよ。月曜日から深~い女子会終了。
  

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8月24日(日)。洗濯ぴより。お料理ぴより。

  底なし沼のように眠って、でも6時台に目覚める。起きて掃除と洗濯開始。それからいよいよ酒盗作りに挑戦。例によってインターネットで作り方を検索する。本が売れないわけだよ・・・。(もういいって?) 1行目を見てショックを受ける。「酒盗はかつおの胃と腸を使います。」・・・そうなの? 実は、ほとんどの内臓を丁寧に保存してあったのだが、消化しかけの小魚と我々がたっぷり撒いたコマセがみっしり詰まった巨大な胃袋を見て「さすがに人間はコマセを食べないよね?」と恐れをなして、一番大きいのをひとつだけ捨ててしまったのである。「切り開いて中身を洗い流す」とある。そうか、そんな手があったんだ。最初にこれを読んでおけば、あれでたくさん酒盗が作れたのに・・・。まったく段取りの悪い私。でも昨日は身の柵取りが最優先だったから・・・と自分に言い訳してみるが、でも昨日もネット見たり、友達にメール書いたりしてたよね? その時にさっと調べておけばよかったじゃん。段取りと優先順位のめちゃくちゃな、私の人生と生活そのもののような気がして、ここで猛省すべきなのか、魚のはらわたでそこまでの内省は不要なのか、ど、どうなの? ともあれ、腸も胃袋も2尾分はあるのだ。何度も洗って細かく切って、塩をしては洗う作業を繰り返す。
  2時前に家を出て三鷹へ。落語と朗読と歌を聴いて、よせばいいのに打ち上げにも出て帰って来た。打ち上げのお料理はとてもおいしくて、中に、何の魚かわからなかったけど、お刺身と野菜をわりとトロッとしたドレッシングで和えてあるサラダがあって、とてもおいしかったので明日作ることにして、材料を携帯にメモして来た。帰宅してスポンジケーキを焼く。大根を煮るところまで行きたかったが、下茹でしたところでやっぱり力尽きる。起きっぱなしにも限度あり。そういえば明日会社なんだよな。

扇辰「藁人形」 朗読「家族アルバム(金井美恵子)」「紅梅月毛(山本周五郎)」

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8月3日(日)。ケーキ会。

  今日はケーキ会という名の宴会。前の職場の後輩を中心とした、一緒に山に登っているグループの人たちがやって来る。昨日焼いたスポンジを、目下大ブームのフルーツケーキにまたデコレート。生クリームは乳脂肪分35%くらいのを愛用しているんだけど、普通は40%~46%くらいで、駅の向こうのスーパーに行かないと、35%は売っていない。しかし今日、あまりの暑さに駅を越えることに挫折し、手前のスーパーで40%のを買って来ちゃった。乳脂肪分が高いと、すぐに泡立つかわりに、泡立て過ぎの状態になるのも一瞬のできごとで、よく失敗すると思っていたのだけど、久しぶりに使うと案外扱いやすかった。
  みんなが来るのは4時なんだけど、ケーキを作るところを見たいのと、ひとつ内緒の話がある、ということで、デザイナーの女性だけ2時半にやって来た。チョコレートムースのケーキを作りながら色々話す。色々あるのねえ。でももう「あっしには関わりのないことでござんす」と思っていたい。何かを捨てないと、新しい何かとめぐりあえないのだという友の言葉を胸に、4月から過ごして来たのだから。そんなにたくさん捨てたわけじゃないけど、ひとつ捨てるのが大変だったのだ。
  今日は「私はケーキしか作らないから、みんなでつまみっぽいものを持って来てね」と頼んでおいたら、唐揚げ、生ハム、ローストビーフ、餃子、春巻、焼売、アジの南蛮漬け。肉っぽいものばっかりじゃん! そこに打ち合わせというものはなぜか存在しない。枝豆と茄子の揚げびたしとゴーヤのカレー炒めを出して、かすかに肉率を下げながら、わーわー食べて飲んで話す。一人、なかなか来ない人がいて、携帯でまったく連絡が取れないので、みんなで心配していたら、2時間くらい遅れてやって来た。「どうしたの?」「携帯なくしました」「今日は何やってたの?」「さっき起きました。」あ、そう。あまりにもその人らしくてみんなで脱力していたら、また玄関のチャイムが鳴る。もう誰も来ないはずなのに。
  下の階の人に、天井に水漏れしていると怒られた。また・・・? 見に来いと言われて見に行ったら、確かに天井に巨大なシミが。うちのクーラーの位置ですねぇ・・・。おかしいなぁと思って、ベランダに出てみたら、クーラーの排水するホースの口が、パテで塗り固められている。先月までの大規模修繕工事の人がやったことだ。私はクーラーをほとんど使わないが、今日はまた人が集まるので、ケーキを作っているときからずっとかけていて、ようやく今不具合が発覚したようだ。私のせいじゃなさそうなので、あまり気にしないようにと思うものの、なんとなく気分が晴れない。「なんかブルーだわ~」と言いながら引き続き飲んで、早帰り組を見送って三人でまたカラオケ歌って帰って来た。

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7月27日(日)。魚会開催。

  ゆうべはエンドレスに魚の下処理をし、力尽きて就寝。真夜中まで起きていたわりに5時前に目が覚める。起き出して掃除&洗濯&料理開始。料理はだいたいのものは生で出すつもりなので、そんなにすることはなく、茄子の揚げびたしを作って冷やしておく。せっかくなのでソウダガツオのアラでだしを取ったが、味が足りないので普通にかつおぶしも使用。今日はいつものメンバーではなく、今の職場の若者たちがおなかをすかせてやって来そうなので、お客さんが来てから大根を切り始めるようなことは避けようと思い、アジの刺身も、引いてお皿に並べた状態でラップをかけて冷蔵庫に。ソウダカツオは、丸ソウダだとほとんど使えるところがなく、どうだろう、と思いながらエイッとおろしてみたら、平ソウダだったのでうわ~い、と自家製シーチキンに。
  家の前で待っていたのかと思うくらい時間ぴったりに若者たちはやって来て、ベランダへ出てひとしきり騒いだあとに、万能ねぎを切るのやショウガをおろすのや、わさびをおろすのを手伝ってくれて、気がつくとみんな汗だくになっている。「もしかして・・・クーラーつけて欲しい?」「はい!メンズは汗だらけっす!」それじゃってんで珍しくクーラーを全開にして宴会開始! メニューは他に、アジのたたき、イサキの刺身、イサキの押し寿司、枝豆、アジのアラで煮た大根、それからイサキのアクアパッツァ。「うわっあつっ、これ超うまいっすよ。やばいっす。全部食っていんすか!」と、今までうちに来たお客さんにはない語彙を連発しながらどんどん食べるデスクの超きれいなYくんと、Yくんと同い年なのに「またこの揚げびたしの色がいいですね~」と渋いほめ方をするKくんなど、いつもと違う顔ぶれが実に新鮮。男子4人に美女1人。この美女がまた黙々と顔色ひとつ変えずに飲むわ飲むわ。あっという間にビールがなくなり日本酒に突入し、梅酒を公開。 基本的に料理は私がするんだけど、後輩ばかりなので、あれとってこれとってと言うとすぐに働いてくれてなかなか楽しかった。Yくんは、私が押し寿司を作った時に残した、ゴマと三つ葉の入った酢飯を、「これ食っていいすか」とボウルから直接食べ始める。「え? そのまんま食べるの? イサキしめてあげようか?」「いいんす、刺身ありますから! 最高っす!」若者の食欲てすごいな~。 すべての料理が皿に残るということがなく嬉しかった。いつも宴会のメニューは、自分の好きなもの、食べたいものを作っているのだが、全員に「これです。男心を掴むのはこういうのですよ! ちょっとこれは作れないっす。これ出されたらぐっと来ます!」とレクチャーされたのは押し寿司。男子はやっぱり炭水化物か、というのが結論で、残っていたアクアパッツァのスープでスパゲッティを作って出す。アクアパッツァはイサキとあさりとドライトマトのうまみに、にんにく、ローズマリー、バジルの香りだからしみじみとおいしい。しかし、今さら男心を掴んでも、今日のメンバー半分結婚してるじゃないかいな。イサキはいくらでもあるので次々とおろしては出したが、私も酔って来て、小さいイサキを三枚にして皮をひくのが面倒になって来る。だんだん記憶があいまいになり、スパゲッティを食べたことは覚えているが、作ったプロセスをまったく覚えていない。翌日聞いた話によると「U山さんはスパゲッティ作って出したら後はチョッパー抱いて寝ていました。そのあと、あんみつが食べたい、と騒ぎだすまで。」とのこと。5時前から起きてたからね・・・。同じ職場なので共通の話題は多く、楽しく話す傍らで、DJとして(?)次々とYOUTUBEで曲を選び続けるYくん。引き続き顔色を変えずに飲む美女Sさん。なんだかいつもと違うノリの中で私ものっけから飛ばしてビールも日本酒もどんどん飲み、笑い、騒ぎ、あんみつを食べ、みんなが片付けをしてくれている音を聞きながら1時間くらい眠っていたらしい。「U山さん、帰ります!」と起こされて、みんな日が変わる手前にちゃんと電車で帰って行った。あとで見たら、食器を洗って帰ってくれる人は多いんだけど、使いかけ食べかけの食材が完璧に冷蔵庫にしまってあって感心。第2回○○部魚会終了。怒涛の一日を終え、布団に入らずリビングで朝まで寝てしまった。

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7月14日(月)。打ち合わせ日和。

  どう考えても梅雨明けしてるだろって感じのお天気。10時から日比谷で打ち合わせで、9時半に神保町でタクシーに乗って、15分後に日比谷で降りたら、その15分の間に恐ろしく気温が上がっている。暑いねえ。
  夜、できるだけ早く会社を出て、錦糸町のクイーンズシェフ伊勢丹へ。マンゴー、ブルーベリー、メロン、オレンジ、パイナップル、キウイ、卵、生クリームを買って帰宅。まずは魚。土曜日に釣ったかさごを三枚におろす。半身は皮を引き、半身は松笠造りに。きっと今日くらいがおいしいはず! と思っていたら、昨日と比べたわけじゃないけどおいしかった。かさごの刺身で日本酒をなめながらシロギスを松葉にして天ぷらに。以前は小さいのは唐揚げにしていたが、天ぷらの方が断然おいしいし、開くのもだいぶ慣れてあまり苦じゃなくなって来たので、8尾くらいを全部天ぷら。おいしい。シロギスって本当においしい。それからかさごのアラで作った潮汁も実にいい味。作っちゃ食べして夕飯を終えて、ちょっとひと寝入りしてしまった。明日は美人の上司のお誕生日なので、真夜中に起きて、ケーキ制作開始。別にこんなスタンドプレーは必要ないんだけど、前に別の人にケーキをあげた時に「すごいわねえ」ってほめてくれて、他の人にも喧伝してくれて、私もこんなのが欲しいわあって、何度も言ってくれていたので作ることにした。暑いのでクリームがだれてちょっと苦労。もともと飾り付けが下手なのに! 終わってから、冷房をかけて作業するっていう手があることに気がついたがあとのまつりだった。

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7月3日(木)。神楽坂でしゃぶ。

  昼間、無理やり打ち合わせを詰め込んでいたら、3本目が延びて4本目に大遅刻。無事に進めば私がいなくても大丈夫なんだけど、後でもめたときには、最初の話を聞いていませんでしたではまずい。何も起こりませんように。なむなむ。これ木曜のことなんだけど、一回水曜の日記に書いちゃった。予定がもりもり過ぎていつのことだったかよくわからなくなっている。
  9時くらいに仕事が終わって、同期のRちゃんに電話してみたら、あと20分くらいで終わるという。晩ごはんの約束をして、「何食べたい?」と訊いたら「さっぱりしたもの」という答え。「神楽坂の鍋屋に行かない? 野菜ばっかり食べられるよ。」と誘って決定。Rちゃんの仕事が終わるのを待って、神楽坂に繰り出す。大好きで私は何度も来ている鍋もの屋なので、(その名も「しゃぶ屋」。)初めて来たRちゃんに好きなものを選んでもらう。野菜を桶に盛ったセットを頼み、「メインはどうする? 肉でも魚でも、”今日はベジタリアン”ってことでもいいよ。」と言ったら、「豚肉がおいしそう。」とのこと。ここまで来て、ようやく自分が昨晩とまったく同じものを食べようとしていることに気づく。前の日のこと、本当にどうでもいいと思ってるな。ま、そんなことは思い出さなかったことにして、赤辛とうがらしだしとかつをだしの2種類のスープを選んで、楽しく豚しゃぶ鍋に臨む。
  Rちゃんは、同期の中でもかなり仲のいい方で、ものすごく久しぶり、というわけでもないが、やはり積もる話はつきない。彼女は体調のため休職することになっていて、なんと明日いっぱいで休みに入るという。休むことは知っていたが、いつからか聞いていなくて、今日はたまたま誘ったのだが、休みの前にゆっくり話せてよかった。おいしい梅酒があって、いろんな話をしながら二人で快調に飛ばす。12時頃にお開き。

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ママと寿司。

  朝起きて部屋の片付け。なんだかいつも部屋の片付けに予定を圧迫されているような。朝10時半に大崎。15時半に宮益坂、18時半に神南。バラバラに予定が入っているので、毎回会社に戻ってはでかけ、なんだか一日バタバタしていた。今日、19時40分着で母が来る予定なので、東京駅に迎えに行きたかったのだが、18時半の打ち合わせに25分も遅刻して来た人がいてなかなか終わらない。母に「自力で神保町に来るように」とメールで指令を出したら「わかった! どうやって行くの?」と返事が。それを自分で調べて自分で電車に乗るのを「自力」と言うのだと思うが、別に出し惜しむ必要もないので、メールで乗り換えを指南。8時前にやっと仕事が終わり、8時に予約してるお寿司やさんにも電話して、遅れる旨を伝える。母を神保町駅のホームのベンチに20分以上待たせ、一瞬会社に戻ってもろもろ片付けて迎えに行く。会社のすぐ隣りのお寿司やさんで母と二人晩ごはん。うちの会社のオジサンが溢れている店なので、誰かに会っちゃうだろうな~と覚悟していたが、驚くほどすいていて誰にも会わなかった。渋谷から走って帰って来た感じ(あくまでも”感じ”)だったので、一杯めのビールのおいしいこと。母が下戸なので二杯めはなし。最初に白魚を塩で食べ、いわしの新子が超美味。他にアジ、とり貝、うに、甘エビ、メジマグロ、トロ、ホタテ、あなごなど盛大に食べ、おなかいっぱいになって帰る。ここんちで自分で払ったの初めて。ま、昨日ボーナス出たしね。
  家に帰って、母が着物を見たいと言うので、最近買った着物、夏帯などをぞろぞろ出して見せる。それから、訪問着に直すつもりの振袖、仮絵羽のままの訪問着、白大島の反物、結城、小紋、義姉にもらった着物で気に入っているのだけど胴裏が黄変しているものなど色々見せて相談していたら、「着られない状態で置いておいても仕方がない。仕立てに出してあげるから(費用を出してあげるから、ではない)全部箱に入れなさい。」と言われ、すべて実家に送って母の和裁の先生にお願いすることになった。紙に依頼内容を子細に書き、コピーをとって箱に入れる。その点数8点。ま、いいか。昨日ボーナス出たしね!(無限に出たと思ってる?)着物広げちゃあたたみ、2時近くになって就寝。

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6月14日。VAIOが来た。

  9時頃に起きて梅酒作りにいそしんでいたら電話がかかって来た。「ヤマト運輸です。」来た! と、その瞬間に代金引き換えの荷物だったことをようやく思い出す。「おいくらでしたっけ?」「19万2145円です。」「・・・。そうでしたよねえ~。お金おろして来ますので、30分後くらいでもいいですか?」「30分後は無理です。それでしたら12時から2時の時間帯じゃないと。」「あ、そう。じゃあそれでいいです。」
  お金使っちゃえモード継続中。去年から購入検討中で、検討している間にどんどん新モデルでが出てしまっていた「VAIO Lシリーズ 地デジチューナーつき」をついに購入。SONYの戦略にはめられている感じがなぜか悔しいのだが、ガラスのフレームに囲まれたデザインが他にはないおしゃれさ。お昼までにATMで19万円をおろし、12時ぴったりにクロネコはやって来た。
  しかしその前に梅酒である。今年は、日本酒、麦焼酎、黒糖焼酎、泡盛古酒、ホワイトリカーと5種漬けることに決定。甘味も果糖、はちみつ、黒糖と色々使ってみたい。梅を洗い、ざるにあげ、ふきんで丁寧にふいて乾かし、果実酒ビンに投入。一升瓶を抱えてなみなみとお酒を注ぐ。糖分の分量や組み合わせを考えるときに、昨年以前のものを味見するのでだんだん酔っ払って来て、気がついたら『外套』の朗読を聞きながら5時間くらい昼寝していた。
  目覚めると、室内に空の一升瓶がゴロゴロしており、これは女子の部屋としてミバがよくないので、錦糸町まで買い物に行く。ワインのエチケットをはがすシールや、もろもろ足りないものを買って、某氏おすすめの「太陽のトマトラーメン」を食べて帰宅。一升瓶のラベルに、使用した甘味の種類と分量、今日の日付を書いてからシールではがし、梅酒のびんの方へペタ。これで瓶が捨てられる。
  さてようやくVAIO開梱に取りかかれるのだが、なぜかここで、買って来たばかりの東野圭吾『悪意』を読破してしまう。それも本当は読み始めるつもりもなく、昨日受け取った特注ブックカバーをかけてみたかっただけなのだが。
  昼寝のしすぎで眠くもないので、気散じにさんざんダラダラしたが、ついにVAIOに取りかかる。箱から出して、電源とLANをつなぐだけ。もっといろいろ設定があるかと思ったが、あっという間にいつもどおりに使えるようになった。『外套』のうたたねして聞いていなかった部分を聞く。音が良い。ステレオだったんだ。アカーキーアカーキェビチに同情しつつブログを書いてもうすぐ朝。

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4月14日(月)穴子ナイト

  いつものように起きていつものように会社へ。昼食にも行かずざくざく仕事を片付けて、1時半に会社を出たかったけど、なんだかんだで3時に。「午後半休取りま~す。」と小さくささやいて退社。お昼過ぎに後輩から「Iも行きたいと言っていますが誘っていいですか。」とメールが来て、「もちろんいいですよ。」と返事して、錦糸町で買い物をして帰宅。3~4人遊びに来るようで、シロギス4尾とアナゴ10尾ではきっとおなかいっぱいにならないので、おでんの材料を買い込む。味がしみるように早く煮たいんだけど、その前にすべきは部屋の掃除。リビングとダイニングをざっと片付け、洗濯物を和室に避難させて掃除機をかける。洗面所や廊下も、客を迎える気持ちになってマジマジと見てみるとけっこうコマゴマと床にモノが置いてある。それを片付けたり隠したりして、なんとなく格好がついたのが6時くらい。それからアナゴを煮、シロギスを3枚におろして、サラダを作り、おでんを煮る。後輩たちは私と部署が違って、期末が関係あるのか忙しいらしくてなかなか来ない。まだ何もできていないからその方がいいんだけど、10時近くになって、やっと宴会スタート。月曜からこんな時間によく来てくれたねえ~。メニューは豆とブロッコリのサラダ。煮アナゴ。アナゴの白焼き、アナゴの天ぷら。シロギスの刺身、シロギスの昆布〆、シロギスの天ぷら、おでん。ビールを飲んで、梅酒を飲んで、いったい何をしゃべっていたんだろう。気がついたら3時を回っており、みんなを下まで送って就寝。最近、あまり嬉しくないことがあり、久々に星占いをききに行ってしまったほど気持ちの治めようがよくわからなかったのだけれど、それでも私に楽しいことはたくさんあるんだと少し慰められた夜だった。また釣って来るからね。

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はは。

 母が来る予定なので、必死で部屋を片付ける。(なんかいっつも必死で部屋を片付けてるな。いつも片付けてるのにいつも片付いてないのはいったいどういうことなのか。)昼過ぎになって句会へ。2カ所からおいしい醤油をいただいて、使いきれないので賞品として2本持って行く。ぐずぐずしてまた遅刻。私の俳句はまったくかすりもしない感じだったけど、皆さんに会えて嬉しかったし、よい俳句があって楽しかった。私が持って行った2本の醤油は、なんと同じ人のところへ行ってしまった。そして空手になった私が「バースデープレゼント」といただいたものが醤油! どういうめぐりあわせなんだろう。もうひとつ誕生日プレゼントをいただいて、飲み会にも出たかったけど、母を迎えに行くので早退。電車で東京駅に向かう。
 母が東京に着く時間に合わせて、兄夫婦もやって来た。兄が「これ米原の。おいしいから。」と私に差し出したのが、地元でしか売っていないという醤油一升。いったいどういうめぐりあわせなんだろう。兄夫婦は「今日は中継がNHK総合だから早く帰らなくちゃ。」と帰って言った。今回、東京ドームの特等席の切符をいただいたので母を呼んだのだが、今日は一緒に食事に行く約束。予約が8時になってしまったので、行きたかった新宿のオカダヤに行った。スワロフスキーのラインストーンやミシンの小物などを購入。それからお店にゆっくり歩いて時間ぴったり。
 席は鉄板の前のカウンター。お肉の前に6品出るんだけど、野菜のおひたしにイクラをたっぷり載せたもの、ずいきを柔らかく煮たものにゴマのタレをかけたもの、雲丹の茶碗蒸し、さつまいもを四角く固めて揚げたものに、松茸の入った薄い葛のような餡がかかっていて、ゆず胡椒を利かせたもの、など、どれもだしがいい味で、繊細で斬新でおいしい! ビールが進んで2杯飲んだので、少しおなかいっぱいになってきたところでメインのお肉。丁寧に焼かれ、柔らかくて本当にとけるようでおいしかった。そのあと、そのお肉の脂身を鉄板上でミンチにしながら丹念に脂を出したものとクレソンのサンドイッチに、お味噌汁と炊き込みご飯と続く。ごはんはお客ごとに時間を合わせて炊いているそう。隣に常連風の二人連れがいて、ひっきりなしにシェフに話しかけていたのだけど、私たちの料理の進み具合や、私がうっかりと静かにお箸を落としたことなどちゃんと見ていて、母が時々料理について話しかけるのにも、もちろんちゃんと答えてくれて、母も楽しそうだった。
 席を移して、コーヒーを桃のシャーベットでデザート。おなかいっぱいに満たされて二人で電車に乗って帰宅。部屋を見て「必死に片付けたわね。」と言われる。ええ、そりゃもう。

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まぐろサマータイム

  今年3日めの夏休み。前夜10時台に寝たので5時半に目が覚める。せっかくなので活動開始。まずは、もらいもののノンネイティブのTシャツのデザインが気に入っているのだけど、メンズで大きすぎるのでリサイズ。大きいままだと部屋着にしかならないので。A3の紙を貼り合わせ、愛用しているZUCCAのTシャツからなんとなく型紙を取る。裁縫は苦手だし、やり方もよくわからないので、Tシャツを裏返して、白の色鉛筆でざっと線を引き、ミシンでざざっと縫ってみた。水色の糸の縫い目が出たけど、柄も水色なのでOKってことで。縫い終わって表に返して着てみたらなんだかいい感じ。さらに袖とすそ切って三つ折にして縫ってみたら、最初からレディースみたいに可愛い感じに! 本当は肩幅も1センチくらい詰めたいところだったけど、袖付けをやり直すのは私の力量をはるかにオーバーしているので不問に付す。調子に乗って、最近買ったカットソーのすそが長いのも切って直した。ひどい縫い目。ま、いいや!
  次に、冷蔵庫にまだまだたまっているまぐろを冷凍庫に移した。ひたすら皮をひいてキッチンペーパーで包みラップに包んで冷凍庫へ。まぐろの皮をひくのが難しくてなかなかうまくできない。先に半身を中骨のところで半分に切ってから皮をひくことにしてかなり改善されるが、それでもよく失敗する。ちょっと皮に身がついちゃってもいいや、ぐらいの方が失敗は少ない。トロの部分は柔らかくて、ビリビリ破れて皮にくっついてしまう。数も多くてあわてて処理しているので、だんだんそういのを深追いせず、ゴミ袋に入れるようになって来た。心で「ちょっと魚を大切にするのココロ足りないあるのことよ」とつっこみながら・・・。自分の手でちゃんと無駄なく食べられないような量を持って帰ってきちゃだめだな~と改めて反省。ようやく全部片付けて、半身をソテーにし、アクアパッツアを作ったときのソースをからめて食べてみる。ううむ、火を通したものもおいしいなあ!「魚を大切にするのココロ」足りなくなっていたことを再び大反省。
 それからちょっと昼寝。ちょっと買い物。行く夏を惜しんで桃と西瓜を買う。オリーブオイルも買って来て、今日のメインテーマ「自家製シーチキン作り」に。マグロに塩胡椒して耐熱容器に入れ、オリーブオイル、にんにく、ローズマリー、バジルを投入、アルミホイルでフタをして、200度のオーブンで蒸し焼き開始したところで時間切れ。急いで支度して、田原町へ。
  いつも迷って遅れて行くので、携帯の地図案内で慎重に道を確認しながら歩く。喉が痛いので、道端の自販機でりんごジュースを買ったら、おいしくてごくごく飲み切っちゃった。なんとか迷わずに最尊寺に到着。前座さんの『元犬』の後、南京玉簾、『茄子娘』、『禁酒番屋』。『茄子娘』ねぇ、涼しくなる前に一度聴けて嬉しかったけど、あんな軽い噺でも端ばしくどくなっちゃうのねぇ。もっと硬い、かった~い扇辰さんが聴きたいわ。でも永住亭は楽しい寄席。扇辰さんに「明日誕生日なの!」と自己申告して帰る。
  夜中に友人が来てくれることになったのだけど、まだまだ時間があるので、合羽橋を通って浅草まで歩く。サーティーワンでロッキーロードを買って、食べながらバスで帰った。友人が会社帰りに寄ってくれて、日が変わったら「ハッピーバースデー」を歌ってくれて、リクエストしていた『DSお料理ナビ』の帝国ホテル版をもらいました。

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餃子と帽子

  「7時に起きてマラソン見るよ。」との宣言どおり、友達は朝もはよからテレビを見ている。私は眠気がとれなくて、30分くらい遅れて参戦。牛乳がなくて朝食もなかったので、マラソン好きを家に残して近くのコンビニへ。「クロワッサンが食べたい」と言われたけど、そんなしゃれたものはなくて、近くに「リトルマーメイド」があったことを思い出す。てくてく歩いてパンやさんへ。パンやさんなのに朝クロワッサンがないなんて! 結局甘いパンとおかずパンを適当に買って帰り、それとゆうべ残したピザで朝も昼も済ませた。それとお誕生日のケーキ。避難設備の点検があるとかで、家にいなくちゃいけないので、世界陸上を見ながら、掃除を手伝う。自分ちの掃除もしてないのに、なんで人んちに掃除機かけているんだろうと思いながら・・・。
  点検が終わって解放されて「ドライブしたいな」と言ったら「ラーメンが食べたい」と言う。「どっか遠くに食べに行く?」「じゃあ宇都宮で餃子!」・・・ラーメンじゃないじゃん・・・。「帰りに佐野のアウトレットに寄ってあげるから。」と言われたからじゃないんだけど、とにかく行くことになった。宇都宮の有名店「正嗣」へ。二人で焼き4水1。餡に粘りがなく、さくっと軽くておいしかった。生姜の香りがよい。それから「佐野プレミアムアウトレット」へ。よく使っている斜めがけバッグが汚れて来たので、同じので色違いが欲しかったんだけど、いわゆる有名ブランド品の平行輸入店みたいなのはなくて買えなかった。トプカピで40%引きになっていた帽子を三つ買う。海用と山用と街用。しめて7000円ちょい。や、安い。ポール・スミスで44000円が30000円になっていた麻に素晴らしい刺繍のシャツを強力にお薦めしてみたけど購入には至らなかったようだ。きっと似合うのに。
  もともと家を出たのが午後4時と遅いので、買い物も1時間半くらい。あっという間に帰って来たけど、ちょっと遠出して楽しめました。

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幸せごはん。

 2月と3月、本当に忙しかった仕事の「お疲れ様会」をしましょうと上司に誘っていただいた。何が食べたい?と聞いてくださったので「和食がいただきたいです!」ときっぱり。「赤坂のたん亭と普通の和食とどっちがいい?」「普通の和食がいいです!」なぜならこの上司は超グルメなので、この機会に私の知らないお店に連れて行ってほしい! 午後はおやつを一切食べず、わくわくしながら麻布十番の某所へ。
 最初はビールをいただいて、焼き蚕豆、じゅんさいと海老の酢の物、大きなかぼちゃの花に、海老しんじょとあん肝を詰めた天ぷらに山椒の入った塩をつける。お造りはおこぜの姿造り。すごい顔。肝も皮も味わい深い。このへんから日本酒へ。銀か錫を打ち出した、竹の形の酒器だった。何もかもが美しい。鮎の塩焼きと、鮎の白子の塩漬け。白子の塩漬けはクセがなくて大変おいしく、日本酒に移っててよかったとしみじみ。途中で下げられたのを「まだいただいてました。」と取り戻してしみじみ。次に「お口直しのコーヒーゼリーです。」と言われたのは冗談で、本当はホタルイカをイカ墨のペーストと豆乳のベシャメルであえたもの。お酒にぴったり。真っ黒でとろとろでコクがあって実においしかった。お酒がなくなって、まだまだ飲みたい気分だったけど、おなかがいっぱいになりそうだったので自重。今日は食べる方がメインイベントだから! メインは花山椒と牛肉の鍋。さっとだしに通して取り分けてくれる。舌をぴりぴりと刺激して強い香りが頭蓋いっぱいに広がって牛肉と拮抗している。上司も「私、花山椒大好きなの! 今年はもう食べられないと思ってたわ~!」と大喜びだった。さらに鍋に「こしあぶら」を。どれもこれもおいしかった。そして黒い小さな土鍋が運ばれて来て、炊きたてのごはんの上で、黒い物体がカリカリカリッとふんだんに削られる。しばらく蓋をして、よそってもらうと顔全体を襲って来る濃厚な香り! トリュフごはんなんて初めてです。さきほどのおこぜを使ったお味噌汁も、一滴残らずいただきます。おいしくておなかいっぱいで、例の「ちょっと飲んでいっぱい食べた時にやって来る脳内低血圧」がやって来てくらくらした。
 「今日は春のものと夏のものと両方食べられてよかったねぇ。」と上司もご機嫌。「これから歳とって、どんどん食べられる量が減ると思うとホントにつまらないわ。」だって。「ごちそうさまでした。おいしゅうございました」とひゃっぺんくらい言って、倒れるようにタクシーに乗って帰って来ました。すごい和食って本当にすごいなぁ。

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長い日曜日。

 7時前に目が覚めて、昨夜のフィギュアの感動を反芻。すっかり影響されてメンデルスゾーンの譜面をひっぱり出す。弾けるか?弾けんのか??・・・・・・すみません弾けるわけありませんでした。一楽章をなんとなく最後まで鳴らし、弾けるところばっかり何回も弾いてみた。あまりに弾けなくてつまらないので、少し易しい曲を何曲かザザッと弾く。ダメですね。たまには音階でも弾こっと。(・・・とか言ってまた何年も弾かないんだろうな。)
 弦高が高くて、1時間くらいで指が痛くなって来たので早々にあきらめ、洗濯機を回して「喝!」を途中から見る。地震があったので、ずっとテレビを流しながらビスケットを砕いてチーズケーキの用意。ミキサーでギャーンと混ぜて超簡単。焼き上がってもまだ午前中。なんか今日長いなぁ。
 ネットで野球の経過を見たり、パウンドケーキのよさそうなレシピを検索したりして、大相撲千秋楽を見届けてから錦糸町で買い物。NHKのアナウンサーは明らかに「優勝決定戦で変わるのはいかがなものか」と言いたげだった。金曜日にお世話になったお寿司やさんに焼酎を差し上げたかったので、クイーンズシェフ伊勢丹の酒売り場へ。色々あったけど、自分が飲まないのでよくわからず、書店で焼酎の本を拾い読みしてアタリをつける。(出版人にあるまじきこの・・・。)消耗品や食料品も買って帰宅。最後のアジの半身を、また刺身とタタキにし、舞茸の天ぷら、しめじとしそのかき揚げを作ってちょびっと飲む。ああああおいしい。スポーツニュースや、安藤美姫出演の番組を転々と見て夜中になる。さすがに三連休は楽しめました。

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10月29日(土) 青き森。

  7時26分上野の新幹線に乗る予定が、何度か目覚ましを止めて、目が覚めたら6時57分だった。8時34分のはやてになんとか乗ったら仙台まで座れなかった。仙台からはぐーぐー眠って、3時間は意外にあっという間。30分待って白鳥に乗り換えて浅虫温泉へ。沿線に民家がなくて森が続くさまは、マレー鉄道のようであったよ。
 駅までえんどうさんが迎えに来てくれて、市立浅虫小学校へ。あいにくの雨だったが、恐れていたほど寒くはなくて助かった。駿菊師匠が子供に玉簾を教えているところに途中入場して、なんとなく手伝う。手伝うというか、要はからまったのをほどく係であった。子供はかわいくて、壁に貼り出してある「2学期のめあて」に「さんすうでてをつかわないようになりたい」などと書いてあるのもかわいかった。一学年10~20名くらいの小さな学校である。まぁ生徒の少なさでは、江東区立毛利小学校もなかなかであるが。何名かで仕上げの玉簾を演じて、三太楼師匠の『転失気』を聞いておひらき。旅館に移動して道の駅など冷やかして温泉に。タイル貼りのなんでもない小さな風呂だったけどやはり気持ちがいい。
 18時になってここからが今日の本番である。近くのお寿司屋さんに連れていただいて、大間のまぐろのかまトロ、中トロ、大トロ、いか、あわび、さば、いくら、ふじつぼ、たらばがになどをこれでもかとご馳走になる。ふじつぼは、かにの足の付け根あたりのような味で不思議な味わい。茹でたてのかには大きくて太くてふっくらとして、私のかに史では史上最高! ほかほかのかに肉を、ふるふるとしたかに味噌でたっぷりとあえて食べるのが格別だった。おなかいっぱいになったところで、隣の旅館に津軽三味線を聞きに行って腹ごなしてさらにいただいたりなんかして。最後の素敵な魚がたくさん入ったアラ汁がまた素晴らしかったが、あまりに満腹でアラの身を深追いできず。贅沢すぎる夜でした。

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11月8日(水)。素敵なカップルとトルコ料理。

  今日はお友達の家にお招ばれ。彼女のだんなさんがトルコ人で、トルコ料理を作ってくれるという! 彼らは千川の一軒家に二人で暮らしていて、一階のキッチンで作ったお料理を、彼がせっせと2階に運んできてくれる。トルコ料理って、どんなものかイメージもあまりなかったけど、今日いただいたものは、とても家庭的で、野菜が多い! 彼は今、塩をあんまり使わないそうで、確かに味は薄い。彼女が「これ、かけてくださいね。」と言って、塩を持ってきてくれたけど、いろんな野菜がぎっしり使われていて、その混ざりかげんがなんともいいので、私はそのままいただいていました。
  とても優しそうな彼。結婚式の日のドキュメンタリーのような写真を見せてもらったり、そこで初めてお会いした人とお話ししたり、とても楽しかった。

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9月8日(金) 飲み過ぎナイト。

  長兄によばれて飯田橋のお蕎麦屋で飲んだ。この店は八海山しか置いていなくて、2合ずつ出してくれるんだけど、なんか、興がのって早いペースで飲んでいた気がする。3人で何合飲んだんだろ。おいしかったし楽しかったけど、最近ちょっと飲みすぎかも。
  仕事のこと考えていて、「これは週末にやろ。」「月曜まででいいや」「こんなの家でテレビでも見ながらでいいや」と、いろんなものを先送りにしていたら、実はすることがい~っぱいあるということが発覚! いったいどうすればいいのかな~~。

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9月4日(月)

  たった一枚届ける書類があって、4階へ行った。そこは私の前の職場で、前の上司がいた。たまたまなんだけど、この人が落語好き。余一会の話などするうちに、「食事に行こう」ということになった。「軽く蕎麦でも」と言っていたが、目当ての蕎麦屋が閉まっていたので、近くの寿司屋に連れて行ってもらった。手銭じゃできない贅沢! 会社が神田にあってよかった~。
  しんこでしょ。すみいかにあおりいかでしょ。焼きたての卵と、しまあじとかれい、あなご。とろ。それとお酒。おいしゅうございました。ほっぺたがおちそうだった。でも、飲みながら、もの静かに「鈴ふり」の話をするのはやめて。 

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